湯田中
湯田中駅現駅舎
志賀高原の入口・山ノ内町湯田中。長野から出ている私鉄「長野電鉄」の終点。この先約1.3 kmの渋温泉まで延伸する計画もあったとか。
かつては上野発の急行列車が直通乗り入れしていた。現在普通列車には東急や地下鉄日比谷線の中古車両が使用されている。
2006年8月まで2面2線で、3両編成の有効長を確保するためスイッチバック構造になっていた。現在は1面1線の単純な終端駅。また、延伸予定区間を先取りするように2線の留置線が有ったが、これも撤去された。
2010.12.19
特急ゆけむり号
特急列車に使用されているのは、かつて小田急電鉄・箱根行きのロマンスカーとして使用されていた車両。向かって右側が登録有形文化財に指定されている旧駅舎。
2010.12.19
湯田中駅旧駅舎
旧駅舎の全景。現在は待合室がフリースペース、事務所部分が展示ホールとなっている。隣接して温泉入浴施設が設置されているほか、駅舎前に無料の足湯もある。ホーム2面使用していた頃は。こちら側が1番線だったが、通常の列車は2番線から発着、臨時列車の発着や除雪車の待機場所に使用された。
2010.12.19
スイッチバック線跡
ホームから長野方を望む。40/1000 の急勾配を登り切ったところに駅がある。
かつては画面下端部近くで2線に分かれていたが、1線としたためホームが前にせり出すように拡幅されている。
2線時代は3両編成以上の列車が停車してもポイントに掛からないよう、左右にスイッチバック線が伸びていた。地図上で測ったところ、現在のホーム終端部からスイッチバック線の終端と思われる場所まで約90 mであった。そのことからホームの有効長は20 m級大型車4両分以上は有った物と思われる。
2010.12.19